京都サンガ党

京都サンガを中心にサッカーの観戦記

千葉vs京都(2019年3月24日)

またもや終盤にセットプレーから失点し、今日はドロー。

内容的にも引き分けはフェアな内容かと。

にしても千葉は元京都サンガの選手が多いですね。

スタメンで佐藤勇人、増嶋、サブで堀米、ベンチ外で工藤。

堀米を除きだいぶベテランですが、頑張っています。

 

京都は初めて「らしさ」を出し切れないゲームになってしまいました。

特に後半。

見ててその理由はよくわからなかったのですが、他チームもそろそろ

対策を行ってくるので、今日のゲームは良く分析しないといけないですね。

 

チームとしての課題は、カウンターに行けそうな所で、実際に

小屋松やジュニーニョが走っているのに遅攻に入るシーンが見られた点。

3バックになって後ろに重くなり、縦パスが少なくなっている現状で

カウンターの発動は有効な手段だと思うので、バリエーションに追加して欲しい所。

 

あとは監督の交代カードですかね。

ほぼ全ての試合で複数同時交代を行っています。これもポリシーなのかも

しれませんが、今日は効いているジュニーニョがもったいない気がしました。

リードしている状況で自分たちから大きく動く必要性があったのか?

前節も3枚同時交代後に失点しており、検証が必要です。

 

勝手に採点

 清水 5.5 シュートストップは素晴らしいが、クロスに対する存在感がない。

 闘莉王 5.5 競り合いにも負けるなど、疲労している?

 本多 6.0 守備は完璧に近いが、つなぎで無責任なパスが目立つ。

 上夷 6.0 1対1の対応にも慣れが見られる。

 黒木 5.5 惜しいシュートを放つ。パスコースなく苦戦。

 重廣 5.5 相変わらずの運動量で攻守に貢献も、失点時は防ぎたかった。

 庄司 5.0 珍しく存在感なし。パスも距離が出ず。

 ジュニーニョ 6.0 立ち上がりは周囲と合わず。アシスト後は守備でも貢献。

 小屋松 6.5 対面の田坂を圧倒。今季初得点。MOM

 福岡 6.0 良いプレーもあるが前節同様時間と共に沈黙。スタミナ不足?

 宮吉 5.0 楔のボールも少なく、見せ場なし。GKと1対1は決めたかった。

 

 一美 5.5 少ない時間でシュートを放つなど存在感を示した。

 中野 5.5 ボールを持つと何かしそうな雰囲気はあるが。もう一工夫欲しい。

 石櫃 -

 

次節はアウェイの岐阜。再び似たようなタイプのチームとの対戦。

凄い高さがある訳ではないので、再び4バックに戻しそうな予感。

宮城、牟田、下畠あたりも復帰してきているようで、4バックでもいけるかと。

仙頭と中野のホットラインを見たい。

京都vs柏(2019年3月17日)

0-1。

いやぁ~残念でした。あと1プレー耐えられれば勝ち点1だったのに。

半分負け惜しみですけど、京都のほうが良いサッカーをしてたと思うのです。

狙いを持ってポゼッションしていたので。

どちらかというと柏は個人の判断で、クリスティアーノを軸にやってる感じで。

個々の能力が高く、ネルシーニョのスピリットで戦っているイメージ。

 

GK中村も日本代表っていうからどれだけ凄いかと思ったら、

印象に残るプレーなんてなかった。

と思ったら、京都サンガの攻撃がそこまで至ってなかっただけだった。。。

 

今節も3バック。やっぱり闘莉王の高さ・強さは必要で。

その分仙頭がやってたポジションがなくなり、中盤は重廣と庄司の二人。

1、2節は重廣が左、仙頭が右のインサイドハーフ

攻撃を形成したこともあり、重廣がどうしても左に重心があって、

結果的に右の中野、福岡からのパスコースがなく打開できなくなっていた。

闘莉王も途中から右(上夷)に配給しなくなった。今後の課題。

 

勝手に採点

清水 5.5 立ち上がり、キックミス連発。失点はノーチャンスか。

上夷 6.0 上述のように右サイドは苦戦。ビッグチャンスになるボールを配給。

闘莉王 5.5 前半ロストから決定機を招く。

本多 6.5 慣れもあり、攻守に貢献。3バックの左がベストポジションか。

黒木 6.0 安定して力を発揮。ただ最後のファールは不要だったか。

重廣 6.0 京都のチャンスは重廣がバイタルで前を向いた時に生まれる。

庄司 5.5 守備に追われてしまった。

小屋松 6.0 左でチャンスメイクするも、得点にはつながらず。もう少し。

中野 5.0 これまでとは異なり、今日は沈黙。サポートが欲しいところ。

福岡 5.0 唯一の決定機に決められず。その後はスタミナ切れで後追いになった。

宮吉 5.5 重廣との連携でチャンスを生み出すも決定機は迎えられず。

 

エスクデロ -

モッタ -

ジュニーニョ -

 

後半、上夷のフィードから重廣がつなぎ、走りこんだ福岡が決定機を

迎えたのが最大で唯一の決定機だった。

WBが2試合連続得点か!?と思われたが、シュートは逸れて得点ならず。

決めたいところだったが、今日はあそこまで走りこんだことに拍手しよう。

 

次節はアウェイの千葉戦。

4バックの方が攻撃のバリエーションは出るのだけれど、

守備で高さが足りないという問題に直面する。

今日のようにセットプレー時の守備も同様。

何とかFWにも高さのある一美あたりを入れたいところ。

次節のメンバーをまた楽しみにしよう。

冨田あたりがスタメン復帰しそうな予感。

 

福岡vs京都(2019年3月9日)

昨季の実績から苦戦も予想されていましたが、快勝!

それもこれも中田一三監督始め首脳陣の判断がこの結果を生んだ感じ。

シーズン前から「相手によって形を変える」と言っていたが、

それを大胆に実行し、4バック→3バックに。

ディフェンスライン3人(安藤、闘莉王、本多)とも今季初先発。

結局枠内シュートを0本に抑えたのだから、監督は嬉しいでしょう。

 

福岡はどうやっても最後はCFにクロスもしくは長めのボールを入れてくるので、

京都の前節のセットだと苦戦が見込まれ、メンバーを入れ替え。

結果闘莉王と本多で全て跳ね返した。

攻撃は黒木が宮吉とのワンツーで抜け出してゴール。

左WBがキーパーと1対1になる状況を生み出すのだから相手も付きづらい。

最後の相手の攻撃も闘莉王が跳ね返し、クリーンシート。

次節は3連勝の柏。染谷のいる柏。

京都側のメンバー選び、システムも含めて今から楽しみだ。

 

勝手に採点

 清水 5 第1節の輝きは何処へ?足元の不安定さだけが目立つ。

 安藤 5 今季初出場。受け手の問題もあるが、ミスパスが多い。

 闘莉王 6.5 CBでやれる所を証明。高さでは絶対に負けない。

 本多 5 跳ね返しは良かったが、繋ぐところは昨季のまま。

 石櫃 5.5 本多が入って浮いてる感じが相対的に薄まった?FK以外見せ場は…

 庄司 6.0 サイドチェンジのボール等好パス配給。

 重廣 6.0 攻守に意欲的に貢献。

 中野 6.0 良いプレーが多いが、最後の局面で工夫が欲しい。

 黒木 7.0 中田サッカーに不可欠な人材になりつつある。MOM

 小屋松 6.0 試合を重ねるごとにフィットしてきている。ゴールが欲しい。

 宮吉 6.5 今日もアシスト。守備にもよく追っている。

 

 エスクデロ - 

 ジュニーニョ -

 仙頭 -

 

サブのFWがエスクデロというのも驚いた。

一美、大野はTMに45分出ているし、コンディション不良ということでもない。

そんな中、高さのないエスクデロを入れているというところに、

現在のサッカーに自信を持っていることが表れていると思う。

最後高さに頼らなくても、クロスを上げなくても点は獲れるという自信が。

 

次節が本当に楽しみだ。

 

谷内田くん京都サンガに加入内定!

嬉しいニュースでした。

京都サンガの沖縄キャンプにも参加していた

帝京長岡高校の谷内田哲平くんがサンガに内定した。

公式ページ

 

どうせ来ないんでしょって思ってました。

J1クラブに行くんでしょって思ってました。

 

そして来てくれる理由は・・・

「繋ぐサッカーに魅力を感じ、若手が多く起用されていること」

ご存知の通り、去年までのサンガのサッカーは、

「ツインタワー目掛けて蹴る。基本30代」

真逆です。中田一三です。

 

サポーターに開幕前に解任せよとか揶揄されてましたが、

谷内田くん獲得に大きな役割を果たしました。

 

高校は重要な試合以外できる限りサンガでの公式戦に出るべく

サンガに帯同するという情報も。学校は大丈夫か。。

我らが久保裕也は定期試験でJ2を欠場してたぞ。。。

 

とはいえ、大歓迎。繋ぐサッカーで盛り上げて、

J1で新スタジアムを迎えましょう!

京都vs鹿児島(2019年3月2日)

今季初勝利。

何とかもぎ取ったという感じでしょうか。

 

正直鹿児島ユナイテッドを舐めてました。前節勝利したし、ある程度やるんだろうとは

思っていましたが、非常にコレクティブに戦うチームで驚きました。

攻撃的なサッカーをする監督だと聞いていましたが、GKからしっかりとビルドアップ。

ビルドアップについては京都を上回っていました。京都は相手につかれるとゴールキックから迷っていましたが、鹿児島は相手がいても繋ぎに入り、きちんとかいくぐっていける。

逆にアタッキングサードでは京都の方が個々の選手の能力が高く、変化をつけられるのでシュートまで持っていけてました。

 

そんなこんなで2-1で後半に冨田が遅延行為で退場になり、戦術も何もない状態に陥り、選手は勇敢に戦って、1点を守りぬいて勝利。ほっとしました。

 

(勝手に採点)

 清水 5.5 昨季に戻った感じで、キックがボロボロ。

 黒木 6.0 宮吉へナイスパスを通す。チャンスが生まれるルートとなっている。

 上夷 5.0 凡ミスもありピンチを招く。まだ少し線が細いか。跳ね返せず。

 宮城 5.0 判断が遅い。繋ぎの部分でも効果的なパスなし。

 冨田 4.5 2枚のカードは共に不運。ただ前半から左サイドは劣勢だった。

 重廣 6.0 左足でのゴールは見事。もう少しボールに絡みたい。

 庄司 5.5 受け手が不足したこともあり、ゲームメイク出来ず。

 仙頭 5.0 決定機を外した。重廣同様もう少し受け手にならないと後ろが辛い。

 小屋松 5.0 左サイドは相手のものだった。右SBで仕掛けてチャンスを生んだ。

 中野 6.0 前節よりもシュートに絡み、先制点を演出。よく走った。

 宮吉 6.5 1G1A。楔のパスを収め、裏への飛び出しも見せた。MOM

 

 闘莉王 6.0 CBに入り、相手の攻撃を跳ね返した。見事。

 石櫃 5.0 まだ旧来のSBをやっているようにしか見えない。

 ジュニーニョ 採点なし

 

話題になっているが、闘莉王のユニフォーム。何故かエンブレムがない。なぜ?

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エンブレムのない闘莉王

 

そして謎のイエローカード2枚で退場となった冨田のユニフォームを着た加藤順大

失点時の鼓舞、勝利時の喜び、そして退場した冨田のサポートと

チームの雰囲気作りに非常に貢献している。

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冨田のユニフォームを着た加藤順大

やはり勝利は素晴らしい!!

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2019年度第1節でJ2デビューした人

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中田監督

先ずは中田一三監督。

SNS大好きスピリチュアルおじさんから

初戦で一気に評判を上げた。

トレンドを取り入れたなかなか魅力的なサッカーを見せた。

スーツに白い靴もトレンドを取り入れているのだろうか。

 

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上夷選手

続いて上夷克典選手。

スピード、フィード、そして何より落ち着きが素晴らしい。

180cmながらフィールドプレーヤーの最高身長なので、高さでもポイントに。

 

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中野選手

中野克哉選手。

仙頭と息の合ったプレーで、右サイドからチャンスを演出。

突破からのシュートが見たい。得点に期待。

 

モッタもJデビューだったけど、写真撮れず。

というか終盤の登場でその頃には見るのに必死になってしまい、

カメラどころでなかった。。

そのうちスタメンで来るでしょう。

京都vs新潟(2019年2月24日)

J2の2019シーズンが開幕した。

今年のサンガはどんなサッカーをするのか、期待と不安を持って見た。

 

目指すサッカーが変わったというのは立ち上がりすぐに明らかになった。

ディフェンスラインから蹴らない。

今日の結果はスコアレスドローだったが、こういうサッカーをするよというのが

わかったので、非常に満足を覚えた。

終始サンガがボールを支配。新潟はFWレオナルドを中心にカウンター。

両チームともポジティブな勝ち点1だったように思う。

 

採点

清水 6.5 ビッグセーブがなければ勝ち点1は無かった。MOM

黒木 6.0 左利きの右SBも無難に。中野とのコンビも〇

上夷 6.0 大卒ルーキーは卒なくデビュー。フィードが良かった。

宮城 5.5 守備は良かったがフィードで判断が遅い場面も。

冨田 5.5 攻撃時に持ち味を出せず。左サイドは停滞した。

重廣 5.5 もう少しボールに関与したい。運動量はあったが。

庄司 6.0 守備時のカバーも効いていた。得意のサッカーで本領発揮。

仙頭 6.0 右サイドで中野とのコンビでチャンスを作った。

小屋松 4.5 攻守に精彩欠く。左サイド停滞の要因を作った。

中野 6.5 狭い場所でも打開できる。今日一番のチャンスメーカー。

宮吉 6.0 ボールが収まり、裏でもらおうとする場面も見られた。今後に期待。

 

石櫃 5.5 闘莉王へのクロスでチャンスを演出も新サッカーに合ってなさそう。

闘莉王 5.5 クロスへ合わせる高さは流石。

モッタ - ボールタッチも少なく、今後に期待。

 

GKは加藤かと思ったが、清水。新サッカーに合わせて変身していた。

成長というか、ベテランでもスタイルも変えられるんだな。

足元も含めてミスはほとんど無かった。

 

さて、注目点のレビュー。

闘莉王は、やはりベンチ。ハーフタイムも後半もしっかりアップしていた。

好き勝手させないチームになっているのかな。

まさかのFW投入だったが、残り5分。使い方としては適切に思う。

 

続いて両SB。プレビューの通り、メンバーが変わっていた。

ディフェンスラインにビルドアップが求められるので、本多は正直厳しい。

石櫃は途中から出てきたが、1人だけ別チームのような雰囲気だった。

適応に苦労している感じが伝わってきた。

 

今後もディフェンスラインのボールを攫われて失点したり、

得点が生まれずに高さ勝負をしたくなったりするケースも予想されるが、

今のサッカーをどれだけ続けられるか。

監督の頑固さとフロントの我慢強さの勝負となってくるだろう。

 

最後に、14,000人を超える観客が入り、開幕戦にふさわしい雰囲気となった。

また新潟サポーターは単に歌を歌う応援ではなく、

好プレーに自然と沸く拍手だったり、選手を後押ししてる感が凄かった。

選手だったらこんなサポーターの前でプレーしたいだろうなと。

京都サンガもこんな風になれば良いなと素直に思った。